ちんぶろ

好きな人や物が多すぎる女子の活動記録、雑感、あれやこれやをちぎっては投げちぎっては投げ

10回目のYAPC::Asiaは最高の花火だった #yapcasia

   

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前回に引き続き、東京に引っ越したらやりたいことが他にもあって。
それがYAPC::Asia Tokyoに参加すること。

ということで念願叶って、初めてのYAPC::Asiaにボランティアスタッフとして参加してきました。
(このツイートでは3年前って言ってますが本当は4年前でした。時の流れ…)

スタッフの腕章、ゴキゲンなアロハシャツ。忍者スリスリくんサンに仕込まれたSUZURIの視認性高いステッカーも忍ばせつつ。

なぜ一般参加でなくスタッフに応募したのかというと、面白そうなイベントには見学者としてではなく運営に近いところで参加したほうが醍醐味を味わえるという持論、そしてなによりも

今年の4月1日に20時間ほど(!)会社から生放送していた謎の配信を、ヤプシー成功祈願Tシャツを着たuzullaさんがずっと観てくださっていたことへの恩返しです。
(視聴者が数名しかいない深夜にuzullaさんからいただくコメントにスタッフ一同何度励まされたことか…!)

ボランティアスタッフとはいえ、実際に仕事をしたのは前夜祭当日からの3日間のみ。
事前に顔合わせの機会はいただいていたものの、詳細もほとんど掴んでいないまま当日を迎え、わたしは果たして大丈夫なの・・・?という不安でいっぱいでしたが、実際はコアスタッフのみなさんが中心となっててきぱきと役割分担が行われ、作業もどんどん効率化されていって大きな問題もなく進んでいったのが驚き。

だってビッグサイトですよ?2,000人規模のイベントですよ?同時に5トラック進行ですよ?

イベントが終わってコアスタッフのみなさんのブログを読んで初めて、何度も何度も綿密な打ち合わせを経ていろいろな調整をしてくださっていたからこそ成し遂げられたことだったんだなということを知る。ありがたや…

しかしなによりも、主催の牧さんとuzullaさんが終始全体をしっかり見守ってくださっていたのがほんとうにほんとうに心強かった。

イベント運営の経験がある方なら(大小問わず)本番が近づくにつれて焦りが募り、抑えようと思ってもつい言動に刺が出てしまったり苛立ちを隠しきれなかったりすることが大いにあると思うのですが、お二方はどんなハプニングがあってもぜんぜん苛立った様子を見せなかったし、むしろふとした瞬間にスタッフの緊張や疲労を感じ取って場を和ませてくれたり激励してくれたり、スピーカーや参加者のみなさんと積極的にコミュニケーションをとったり、常に周囲を見渡して細やかな気配りをしてくださっていたのがもうほんとうにすごくて、心の底から感動しました。

絶対に、簡単にできることじゃないんです。
数千人規模のYAPCが大成功を収めた要因のひとつは、まちがいなくおふたりの人間力の高さ、器の大きさに起因していると思います。
(同時に数十人単位のイベントでも余裕をなくしてしまうわたしはもっと精進せねばと思いました…)

期間中は個人スポンサーの受付担当としてみなさまをお迎えしつつ、ノベルティを詰めたり運んだりしていました。
割と気を張っていたので意外と大丈夫だと思っていたのに、普段デスクワークで胡座をかいている軟弱な心身には予想以上に堪えたようで、最終日だけ集合時刻に間に合わなかったのがめちゃくちゃ申し訳なかった…。
日頃の鍛錬を怠ってはならないと強く思いました!!!

そんなこんなでスタッフとして働きつつ、空いた時間で覗きに行ったセッションで唯一最初から最後まで聞けたのがベストトーク賞を受賞したhitode909くんのトークだったというのはなんだか感慨深い。

こんなことを言うと「それは本筋じゃない!」と怒られるかもしれないのですが、技術的な知見の共有はもちろん、自分の思いと聴くひとが楽しめるような要素をいかに散りばめるか、がひとの心に届くプレゼンの鍵になるのかもしれないなあとぼんやり思いました。
だってYAPC::Asiaに採択されたトークはきっと、どれもこれも知見が集約されたレベルの高いものであることは自明。
それに加えて、自分がどれだけの熱量を持ってそれを相手に伝えたいかを聴き手にわかりやすい構成、スライドデザイン、話し方、言葉の選び方、いろいろなおもてなし要素を散りばめてアプローチすることで、本当に伝えたいことも伝わるプレゼンになると感じました。

と、いうことを考えていたら、前夜祭で同様のことが発表されていた。(テーマはブログだけど)
わたしがつらつら言うよりこちらのほうが明快でわかりやすい、です!!(丸投げ)

あとはやっぱりLTが楽しかった!


銅鑼パーソン総選挙第2位のスリスリくんサンもがんばってた。(出演するって知らなかった)

みなさん時間をちゃんと守って(銅鑼パーソンの出番が少なかったのは残念だったけど)会場を夢中にさせるトークばかりで素晴らしかったです。
短い時間で自分の伝えたいことを伝えきる練習は日常的にやったほうがいいなと思いました。

そして個人的にとても感動したCONBUのLT、アクセスポイント生設営。
同時接続1,200クライアントさばくWi-Fi環境の構築を1時間でやってのけるってすごすぎる。


(ちなみにCONBUは先日の#マルチネ10でもネットワーク環境を構築していたのだ)

わたしにとって、最初で最後のYAPC::Asia。
慣れない場所で緊張しているところに訪れたペパボの仲間が声をかけてくれたり、普段なかなか会うことのできない懐かしい顔ぶれに再会できたのも嬉しかったです。
京都時代にお世話になった、はてなのひとたちを見たときは嬉しさが爆発して挙動不審になってしまった。

1,000円で焼きたてのピザ🍕たらふくたべてわんさかしゃべってよい体験だった

Sachiko iMさん(@papilio17)が投稿した写真 –


京都から同じくボランティアとして参加していたattsumiちゃんとプチ打ち上げ。

「YAPCは同窓会」っていろんなひとが口を揃えて言う気持ち、初参加のわたしでもそのとおりだと感じました。
本当にこれで最後なのかな?いや何かが起こる気配もある?
いろいろな思いは交錯しますが、年に一度のお祭りは予想通り、いや予想以上に3日間通してめちゃくちゃ楽しかったです。
かかわったすべてのひとたちに、心からありがとうございます。
yapcasia2015
YAPC::Asia Tokyo 2015 | 写真共有サービス 30days Album

最後に、協賛企業のひとつとして幕間に弊社のCM動画を流していただいたのですが、とてもたくさんの反響をいただけてほんとうによかったです。

SoundCloudに音源もあがってます。楽屋にいると、画面は見えないけどこの音だけ定期的に聞こえてきてそのたびにニヤニヤしてしまった。

ペパボではみなさまのご応募をお待ちしています。

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