お誕生日は突然に
12月17日、無事にまた一つ歳をとりました。
同期が会社のカフェGMOYoursでお祝いしてくれた。
入社以来6年、毎回サプライズを装ってお祝いする習慣があるので、このときも単に「休憩がてらお茶飲みにいかない?」ってslackで誘われてのこのこついていったらこの配置である。
同期からはボディケアグッズを、同じ部署のみなさまからはMoMAデザインのおしゃれ食器をいただきました。ありがとうございます。
今年は一言で言うと趣味趣向ががらりと変わった(というか十数年を経てぶり返した)1年で、その点に関しては初めて体験することばかりで、好奇心をエネルギーにして生きているわたしにとってはとても楽しかったです。
何事も広く浅く、が多かったわたしにとって、こんなに一点集中してのめりこむなんてとても珍しいことなのですが、先日友人に「周縁のひとっていうよりどこかのフィールドに属してるひとって感じになってきた」って言われて、全く意識していなかったけれどちょっとショックだったので、視野と興味の広さを保つということはもしかしたらアイデンティティだったのかもしれない。
もともと多趣味な人間が分散していたエネルギーを一箇所に集中すると良くも悪くもものすごいことになるということがわかったので、次のステップとしては、パラメーターの振り分け方をもっと考えなければなりません。
歳を重ねると、なにかに出会っても次に起こることが妙に予測できてしまったり、いろんな選択肢を選びきれなかったり、逆に経験値からくる嗅覚みたいなもので判断してしまいがちだけれど、それだけじゃだめだよって自分に言い聞かせながら次の1年もやっていこうと思います。
今年は誕生日当日に祖父の葬儀に参列するという、なんとも稀有な体験をしました。
親族の中でいちばん元気で、90歳近くなっても畑仕事や車の運転はもちろん、ゴルフも旅行も楽しむ快活なおじいちゃんだったので、こんなに早くお別れが来るとは誰も予想していなかった。
当日は両親も弟も一緒に参列して、誕生日らしいことはなにひとつせずに恙無く一切を執り行っていたのだけど、ふと思ってみれば10年前に実家を出て以来、自分の誕生日を家族と過ごしたことなんてなかったし、もしかしたらこれからもないのかもしれないなあと思い至って、巡り合わせというか、なにかちょっとした力が働いているような気持ちになったのでした。
SNSで定型のお悔やみ挨拶をきくのあまり好きではないので、この点に関してはコメント不要でそっと読み流してください。
…読み流していただいて結構なのですが、ウィッシュリストにお気持ち表明いただけるのは大変喜びます!(どーん)
油田がほしいひとのウィッシュリスト
来年も健やかに過ごせますように。