個人的KPOPベストソング2020【前編】
令和の始まりとともに突然KPOPにハマって早1年。
今年はBTSの世界的な大活躍や日本のNiziUブームのおかげもあり、日本のテレビでKPOPアイドルを観られる機会もたくさんありました。
でもこう、(たった1年だけですが)KPOPを毎日聴いてきた身としてはテレビ観ながら思うんです。素敵なKPOPアーティスト、まだまだたくさんいるよって。
BTSやTWICEや東方神起だけじゃなくてほかにもいっぱい良曲出してるグループあるのよ、と知ってもらいたい!なぜならわたしがこの1年、新しいグループを知るたびに楽しい気持ちになったから。
ということで、「TWICEとかBLACKPINKとかBTSとかテレビで観たけど、KPOPってなんかいい曲多いよね」と感想をもった方々に向けて、2020年に発表された曲の中から個人的ベストソングを紹介します。
(とはいえわたし自身も超初心者なので、もともとKPOPが好きな人達にとっては全然物足りないプレイリストだと思います。あしからず!)
日本での認知度は低いけれど、韓国の音楽番組にもそれなりに出演していて、YouTubeやSpotifyで曲を探しやすいアーティストを中心に選んでいるので、ここで紹介した曲が気に入ったら他の曲も探して聴いてもらいやすいと思います。
最初はベスト10にしようと思っていたのですが思った以上に選びきれず、歯を食いしばりながら25曲選びました。アーティストも被らないように気をつけたつもり。(なぜ”つもり”なのかは読めばわかります)
順位付けはどう頑張っても無理だったので、諦めてリリース順に並べました。
年末近くにビッグタイトルがバンバンリリースされて嬉しい悲鳴だったので、最後まで眺めていただけると幸いです。
目次
SF9 – Good Guy
9人組男性アイドルSF9がデビュー4年目で初めて1位をとった曲。(めでたい)
Future Houseジャンル(であってるんだろうか)のサウンドでイントロからずっとおしゃれ。
PVもシュッとしていてまさにGood Guyって感じ。
年明けすぐにこの曲を聴いたのをきっかけに、同じようなおしゃれサウンドのKPOP曲を探してはプレイリストに追加するのが習慣になりました。
Black Swan – BTS
Dynamiteはあえて紹介しなくてもみんなの心に刻まれていると思うので、わたしがBTSを追っかけるきっかけになった曲をセレクト。
嘘みたいな話なんですが、この頃までマジで彼らの曲をまともに聴いたことがなく…。
(だいたいのジャンルにおいて普通の人々と違うルートでハマってしまう傾向があります)
現代舞踊のようなジミンのダイナミックで繊細な動き、緻密でキレのある群舞、ドラマ性のあるMV。
ゾッとするほど美しく作り込まれていて、KPOPってこんなに総合芸術みたいなアプローチをしてくるんだ…!と、芋蔓式に他のMVも見漁りました。
BTS、コンセプトの具現化にしっかり生身の身体を乗っけてくるのがとんでもなく美しいしこれは強い、本当に強い
BTS (방탄소년단) ‘Black Swan’ Official MV https://t.co/PW7wfuIItv @YouTubeより
— ちんさつちゃん (@chnstz) March 6, 2020
曲調はCloud RapとかEmo HipHopとか書いてあったけど詳しいことはよくわからない。
とにかく聴くたびに胸を掴まれる曲です。
THE BOYZ – Salty
MVがないので音楽番組のステージを貼ります。
イントロを聴いた瞬間に胸が高鳴り、サビの2ステップガラージでブチ上がるこの感じ、いつ聴いても最高です。
THE BOYZ(ドボイズ、通称ドボ)は11人組男性アイドルグループ。(多!)
大人数ならではの群舞も美しくて他の曲もめちゃくちゃオシャレなのでぜひ他の曲も聴いてみてください。
NCT127 – 英雄; Kick It
トレンドとか時代とか吹っ飛ばすカンフーモチーフど真ん中のMVに最初は面食らいましたが、聴けば聴くほどかっこいいんですよね…。
一度聴くと「にゅって〜(New things)」が頭から離れなくなります。
NCT127は韓国3大事務所のひとつSMエンターテインメント所属の多国籍グループ。
歌ってよし踊ってよしビジュアルよしの逸材揃いで名曲ばかりなので追っていて楽しいグループです。来年は10人のパフォーマンスをぜひ見てみたいのでよろしくお願いします…。
VICTON – Howling
オシャレな曲はなんでもFuture Bassだと思ってしまう安直な思考回路をしています。
美しいメロディーラインが好きで繰り返し聴いてる曲ですが、メンヘラ系束縛彼氏みたいな歌詞でちょっとホラー。
元X1メンバーのハンスンウが帰還して初めてのカムバック(=新曲リリース)だったそうな。
今年はX1の予期せぬ解散というとんでもない大事件があり、その煽りを受けて元メンバーの再デビューが相次いだわけですが、X1をリアルタイムで知らないわたしですら、過去のパフォーマンスを見てそのレベルの高さに驚くばかりでした。彼らが活動を続けることができていたら、2020年のKPOPは明らかに違う様相になっていただろうなと思います…。
V – Sweet Night
BTSのメンバーVのソロ曲。言わずもがな大好きなドラマ「梨泰院クラス」の挿入歌です。
パクセロイ役を務める親友パクソジュンのためにVが書き下ろした曲、というエピソードも、この曲が使われるシーンも、タイトルが劇中のお店の名前「タンバム(단밤=甘い夜)」と一緒なのも三拍子揃って最高。
Vの優しいハスキーボイスと曲調が絶妙にマッチしていて聴くたびに癒される曲です。
(G)I-DLE – Oh my god
個人的には今年聴いたガールズグループの中ではナンバーワンかもしれない(G)I-DLE(アイドゥル)。
Oh my godはゴシックな雰囲気も顔の見えないダンサーも好きで、音楽番組で披露してくれるたびにテンションが上がる曲です。
リーダーのソヨンが作詞作曲もプロデュースも手掛けていると聞いてびっくり。98年生まれですよ…!ソヨンちゃんはラップもかっこいいんですよね…。
MCND – Spring
プレデビュー曲とデビュー曲がBIGBANGばりのヒップホップで全員ラップも上手いので注目していたMCND。
あとこのときは、バージョン違いのMVを10本近く出すという狂った供給量で何事かと思いました。
曲は本当に可愛くて爽やかなのでぜひ聴いてください。
CHUNG HA – Stay Tonight
チョンハ様〜!!イントロから美しさが天元突破。
ワークアウトにぴったりなテンポなので、ちょうど行動が制限され始めていた頃、家に止まっているストレスを発散するためにこの曲に合わせてスクワットをするのが日課でした。
パフォーマンスクイーンと呼ばれるだけあって、曲はもちろんダンスが最高にかっこいいんです。何度でも観てしまう。
ASTRO – Knock
切なくて美しいボーカルのイントロから、サビに向けてボルテージが上がっていって花火のように打ち上がる感じが気持ちよい曲。メロディーラインに妙に心を打たれてしまうのですが”Knock”だからかな…
ダンスが上手いメンバーばかりなのでパフォーマンスが力強くて見応えがあります。わたしの推しは筋肉マン骨太ムンビン。
ちなみにメンバーのチャウヌ(YouTubeのサムネの子)はその整った顔立ちで「顔の天才」と呼ばれているそうな。顔の天才…そんな単語あるんだ…
Agust D – Daechwita
時代劇風のセットもラップもパフォーマンスもなにもかもがかっこいいのでとにかくMVを観てください。(説明放棄)
BTSのジン、ジョングク、J-HOPEがMVにカメオ出演しているのもメンバー愛って感じでグッときます。そういうの大好き。
冒頭で書いた「つもり」の意味がおわかりいただけたかと思いますが、BTSのシュガによるソロプロジェクトAgust Dです。BTSメンバーの曲を選びまくっております。
でもしょうがないじゃんかっこいいんだから〜!!!!
BTSはSoundcloudにもアカウントがあり、メンバー個人のミックステープをたくさんアップしてるのですが、どれも本当にかっこいいのでぜひ。
(今年”ミックステープ”の概念を知ったのもBTSがきっかけでした)
Stray Kids – God’s Menu
“네, 손님(はい、お客様)”から始まる料理人ソング。
「神メニュー」ってタイトルから意味わかんないんですけど、曲もラップもかっこよくて最高です。
他の追随を許さない独自路線でこんなにかっこいいのすごいことだと思う。
Stray Kids(通称スキズ)はTWICEやNiziUと同じJYPエンターテインメント所属のボーイズグループ。音楽制作はリーダーのバンチャン、チャンビン、ジソンが手掛け、バンチャンはプロデューサーも兼任しています。才能の塊〜!
途中、ど低音でラップを畳み掛ける顔のきれいなFelixも最高。
ちなみにMVにチラチラ出てくる女の子たちはデビュー前のNiziUです。(正確には当時の虹プロファイナリストたち)
IU – Into the I-LAND
BTSの所属事務所bighitによるサバイバルオーディション番組「I-LAND」のシグナルソング。
この記事を書くために改めてMVを観たら、練習生たちの懐かしい顔が次々出てきて呻き声が出た。
希望に満ちて勇気をもらえる曲です。がんばりたいときによく聴いていました。この曲の練習生歌唱バージョンもあるのですが、それもまたエモくてよいのですよ…。
I-LANDは韓国と同時配信されていたので、2ヶ月間精神を掻き乱されながらリアタイしてました。ABEMAでアーカイブが観られるのでぜひ。ちなみに本国の番組視聴率は0%台だったそう。面白いのに…(海外人気の方が高かったようです)
そしてこの番組から生まれたのが、デビュー3日でFNS歌謡祭にも出演したENHYPEN。彼らについてはまたのちほど。(ネタバレ)
ようやく折り返しなんですが、全曲分書くと長すぎるということに気づいてしまったので、前後編に分けました。