吉岡徳仁作ガラスの茶室・光庵を見てきた
京都の将軍塚青龍殿で公開中の茶室「光庵」を見てきました。
場所は地下鉄東西線蹴上駅からタクシーで10分ほどのところ。
歩けば30分くらいですが、かなり急な山道を登ることになるのであまりお勧めしません!
特に夏は死にます!!!(暑さで)
蹴上駅には常駐しているタクシーがいないうえに、わたしは運よく拾えましたが、流しのタクシーもほとんどないのでご注意を。
駅から歩いて数分のところにあるウェスティン都ホテル京都まで行くのが確実かと思われます。
(同じく会場にもタクシーはいないので、迎車を頼むのがよいです)
タクシーで5分ほどで到着。
拝観料500円を払って敷地内へ。奥の大舞台へ進んでいくと見えます、光庵。
建物の陰から姿をあらわすまで、胸の高鳴りが最高潮に達した瞬間に覗く茶室。
この茶室の位置も、きっと計算されているんじゃないだろうか。
太陽光の反射でプリズムを発生させるために置かれた梁。
ちょうどよい時間帯で、しっかりと虹色の光を見ることができました。
茶室の周囲に置かれているガラスのベンチはつるりとしていてなめらかで、燦々と太陽の光が降り注いでいるというのに、触ると少しだけひやりとしていて驚いた。
完膚なきまでに美を計算し尽くしている造形物、という感じでとても美しかった。
大舞台からは東山の絶景も拝めます。
もともとは夜景スポットとして有名な将軍塚、五山の送り火もよいポジションで見えそう。
予定では2016年の春頃まで展示されているようなので、京都にお越しの際はぜひ。
吉岡さんの作品は、京都市が構築物としての高さ制限を超えるが、作品の発表、臨時の展示であれば、短期間ならOKとのことで、4月8日から展示されています。
京都市の規制は厳しく、折角の力作にて設置費用も○千万円もかかっており、早期に取り壊すのは大変おしいのですが・・・・・。徳仁さんはせめて1年位と希望されているのですが。厳しい様子です。・・・・。
えっ 大丈夫なの…?(兎にも角にも、お早めのご観覧をおすすめします)