ちんぶろ

好きな人や物が多すぎる女子の活動記録、雑感、あれやこれやをちぎっては投げちぎっては投げ

個人的KPOPベストソング2021

   

あっというまに2021年も大晦日!

ということで昨年に引き続き、2021年にリリースされた曲縛りで個人的KPOPベストソング紹介をやります。

Spotifyによると2021年は1,297アーティストの曲を聴いていたらしいのですが、とはいえそれに加えて毎週の音楽番組(THE SHOW、SHOW CHAMPION、ミュージックバンクはほぼ欠かさず見てたんじゃないか)視聴やMVの流し見なんかも含めると、聴いたジャンルとしてはKPOPの割合がダントツで多い。
インディーズレーベルやラッパーをディグる余裕がなく、そこは個人的に残念だったところ。

先に断っておくと、去年選んだアーティストは泣く泣く外しました。(一部を除く)
ど定番人気KPOPベストみたいなやつもたぶんちょっとググればゴロゴロ出てくると思うのでなるべく避けています。そういうのはたぶんこのへんのプレイリスト聴いてりゃなんとかなる。

そしてBTSはこの記事を読んでいる全員が最高なのをご存知である前提で話を進めますので今年は出てきません!悪しからず!

ON&ON – HONG EUNKI

毎回すごくわたし好みの曲をリリースしてくれるホンウンギ。プデュS2に出ていたらしいです。
今回は大好きな爽やかフューチャーハウスベース…ずんずん大股で歩きたくなる曲。

Abittipsy – YOUHA

シンガーソングライター・ユハのディスコどの真ん中の曲。
透き通った声とレトロな雰囲気のマッチングが心地よくてお気に入りの曲です。

Cinema – CIX

切なさと美しさで聴くたびにぎゅっと胸が締め付けられる、多分2021年でいちばん好きな曲。
正直もっと話題になってもいいはずなのに…とリリースされてからずっと心の底から思っています。今からでも遅くないので聴いて。
日本語バージョンもリリースされてるのですが、翻訳版というより上質なJPOPって感じに仕上がっていてそっちも好き。

Sugar – KIM WOO SEOK

元X1、UP10TIONのキムウソクのソロ曲。曲も好きだし変幻自在のウソクの雰囲気もすごく好き。
音楽番組でもバラエティ番組でも王子様オーラがすごくて見るたびにびっくりしてしまう。

Beautiful Beautiful – ONF

型にはまらないこと、自分らしく振る舞うこと、そんな自分は美しいと褒め称えること。
ガールクラッシュではなく、ボーイズグループがこういうメッセージを掲げることって意外とこれまでなかったんじゃないだろうか。後世に語り継ぎたい名曲になりそうな予感がします。

今年のオネノプは本当にすごかった。
リリースされたアルバム3枚どれも素晴らしく、本人たちも明るく(THE SHOWの特別MCにきたイーションの強烈な印象を忘れることができない)どんどん波に乗っている最中、来年の活動も楽しみにしていたのですが今年12月に日本人メンバーUくんを除く全員が入隊のため一時活動休止。
兵役撤廃を願いつつも諸々の事情で当分はきっと無理だろう…とか思っていたのですが、このとき初めて今すぐ兵役やめよ!!!!と思いました。

Celebrate – ATEEZ

最推しATEEZがファンに贈ってくれた最高の1曲です。(ド贔屓コメント)
BTSならARMY、TWICEならONCEなどKPOPアイドル界隈ではファンに愛称(ファンネーム)がついており、ファンネームが決まった日をSNSでお祝いしてくれたりするのですが、ATEEZはファンネームATINYの誕生日に曲をプレゼントしてくれました。
「君が君で生まれてきてくれたことにおめでとう」とストレートに存在を祝ってくれて、今生きているそのままの自分を推しが全肯定してくれる、そんな幸せなことあります?

このときのスタイリング本当に好きなのでMVも眼福で嬉しい。
欲を言うならミンギが活動休止中に撮影されているので、いつか8人で新しいMV撮ってほしい(ほしがり)
ちなみにATINYの名前の由来は「ATEEZと互いにDESTINY(運命)でつながっている存在」です。激重な関係。

House Party – SUPER JUNIOR

名実ともに大ベテランアイドルスジュのパーティーチューン。
コロナ禍で落ち込んでいる世界に希望を伝える一曲としてWHO事務総長からも賞賛されたというエピソードがあるほど元気になれるファンクです。
TMA 2021で披露したステージの演出がすっごくよくて、彼らの「魅せる」熟練の技に惚れ惚れしてしまいました。
デビュー16年経ってもこうして観る側を最高に元気にしてくれるアイドル、ありがとうの気持ちでいっぱい。

Lovers In The Night – Seori

TXTの楽曲にもゲスト参加しているSeoriの曲。
いわゆる歌ってみた動画から人気が出たシンガーソングライターらしく、日韓のトレンドや風潮の生まれ方って割と似ているのかもしれないと思った次第。声も曲の雰囲気も好きなのでお気に入りです。

Do it (VENKO, 91 Remix) – VENKO, 91, Damndef

Spotifyでサジェストされてきてお気に入りの曲なんですが、それ以外の情報が一切ない。
KPOP以外のジャンル、なかなか日本語の情報が見つからないので韓国語でディグるスキルを身につけないといけななと思った次第。こういう高速で畳み掛けるラップが好きです。

Down (feat. Gray) -A.C.E. ,Gray

いつのまにかリリースされてたA.C.EとアメリカのDJプロデューサーGrayのコラボ曲。
都会的な曲の雰囲気がA.C.Eのボーカルとマッチしていておしゃれで耳に心地よい。

MINE RUDOLPH – MAD MONSTER

いついかなるときもメディアに映るときは背景が歪むほどバッキバキにSNOWのフィルターをかけて登場する2人組。
なにも知らなかった時に突然テレビ番組で見かけて衝撃だったのですが、どうやらコメディアンの企画ユニットの様子。
ウケ狙いの割に曲にやたら力が入っていてかっこいいので目が離せません。

Creamppang – SUMIN,Zion.T

イントロからめちゃくちゃ可愛い。ジャケットも可愛い。MVも可愛い。
Zion.Tのおしゃれさがズルい…。

Easy – WJSN THE BLACK

宇宙少女(WJSN)からの派生ユニットWJSN THE BLACK。
去年のベストソングに同じく派生のチョコミを挙げてたのですが、まさか2年連続で選ぶことになるとは…。

今年のヨジャグル優勝曲です!!セットアップのパンツルックでクール&セクシーに歌う4人にもう釘付け。
スタイリングもダンスも曲も大好きでめちゃくちゃ聴きました。
チョコミがカムバするならTHE BLACKもぜひ…

GGOMA – TAE HO

イントロのピアノがもう大好き!家で流しっぱなしにしている音楽番組でこのイントロが流れるだけで嬉しくなっていました。
とにかく明るくて前向きで元気が出る。

Chi Mat Ba Ram – Brave Girls

ブブゴルを外して今年のKPOPは語れないでしょう…。
4年前に発売された「Rollin’」が突然のチャート逆走、あっというまに主要チャート1位を総なめ。
順位が急上昇する前日まで解散を話し合っていたほど売れる機会に恵まれなかったグループの逆転劇。

突然人気が爆発したあとのカムバ、ものすごくプレッシャーだったと思うけどこの曲でもきっちり1位獲っててすごい。
今年はいろんなテレビ局の音楽特番にもバンバン出演してたけど、どこにいってもめちゃくちゃ景気がいいステージを披露してくれるので見ていて楽しかったです。

EVERGREEN – Lil Cherry

ピコピコキラキラかわいいラップチューン。
韓国のフィメールラッパー、いろんなタイプの子がいて聴き応えがあるのでもっとディグりたい。

CRAZY NIGHT – DONGKIZ

DONKIZがめちゃくちゃ好みの曲出してきた!って大興奮した一曲。
曲も好きなんだけど、急に差し込まれる「ポーーーーーーーッッ」がいちいちツボにハマってしょうがない。なんなの。

Dance of Phrase (Feat. Qim Isle) – Jung Jae Hung, Qim Isle

KPOP枠というより、インストの電子音楽とかエレクトロニカはずっと好きなのでお気に入りになった一曲。
インスト界隈の韓国のアーティストももっと知りたいなと思います。

MOON WALKER – BDC

BDCのことは正直なにも知らないのですが、サビで突然好きな音が鳴るので毎回条件反射でぶち上がってしまう。
KPOP、そういうパターンが多い。

VENI VIDI VICI – CRAVITY

この曲が収録されているアルバムの完成度がとにかく高くて大喜びしていたのですが、中でもいちばん好きなのがこの曲。
活動の後続曲に選んでくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。

CRAVITYみたいなカラーの曲をやるグループって正直もう結構いるとは思うんだけど、カムバのたびに少しずつ新しいなにかを見せてくれる彼らからなんだかんだ目が離せない。

Nomad – Zion.T, 星野源

映画シャンチーのイメージコンピレーションアルバムが出たというだけでも驚いたのに、中でもびっくりおったまげたZion.Tと星野源のコラボ楽曲。MVの気だるげな星野源がすごく…いいですね…
あと今気づいたけどZion.Tまた選んじゃった。

PING PONG – HyunA&DAWN

まさかここで10年ぶりにヒョナを取り上げることになると思わなくて自分でもびっくりしています。
他の追随を許さない公開恋愛カップル曲。誰もついていけないふたりの愛のスピードに脳内からよくわからない汁が出る。
とにかくこのふたりが一緒に活動できていることはPSYオッパに感謝したい。(ふたりはPSYが代表を務めるP-NATION所属)

24/7 – WONHO

ウォノ、凄まじい勢いでパンプアップした肉体のぎりぎりショットばかりインスタに上げていた頃はこの先どうなっちゃうんだろう…と地味に心配していたのですが、カムバがよすぎて泣いた。
甘いマスクにモリモリの筋肉にスマートさとセクシーさを兼ね備えたパフォーマンス。めちゃくちゃかっこよかったです。

今からでも…戻ってくれないかな…モネクに…(小さな声)

Savage – aespa

KWANGYAに振り回された2021年、NEXT LEVEL以降のハネ方が尋常じゃない。
Savageは曲も好きですが、サビのちょこちょこした振り付けで度肝抜かれました。あんなちょこちょこした動きであんなに華のある見せ場つくれます?全員の表現力どうなってるの?
あの複雑な世界観をデビュー1年で消化してファンをどんどん増やしてる底力に恐ろしさすら感じています。
今までリリースした曲ぜんぶ好きなので、これからもっと好きになってしまう気がする。GOTもドキドキですね(マジでSuperMなの?)

WAITING – WOODZ

元X1チョスンヨンことWOODZの3枚目のミニアルバムのタイトル曲。
今回もセルフプロデュースで極上の一枚に仕上がっております。
スンヨンのつくる曲はぜんぶ間違いないからすごい。枠にはめた評価の仕方ってよくないと思いつつ、スンヨンに関してはこれだけ多彩な楽曲制作の才能を有していながらファンの前では最高のアイドルであるところが凄まじいなと思います。
オンラインコンサートを見逃したのは一生の不覚。

Black Crown – KINGDOM

デビュー曲のタイトルが「Excalibur」だったので、「ちょwwキングダムwwエクスカリバーwww」と完全にネタ枠新人グループとして見ていたのですが(失礼)、蓋を開けたら曲はかっこいいし世界観もこれでもかというほどに作り込んでいるしでちょっと見方が変わりました。
舞台作品大好き人間なのでこういうのに弱い。メンバーひとりもわからないけど、これからどんな楽しみ方をさせてくれるんだろうと来年も期待しています。

Do 4 Me – EPEX

デビュー時から曲もいいしラップも上手いし気になっていたEPEX。
流行りのポップなファンクで今回も元気がよくていいなと思って歌詞を見たところ、歌い出しから「次に生まれ変わったら僕、ヌナ(お姉さん)の猫になる」でいろんな理性が吹っ飛んでしまった。
(韓国では血縁関係にかかわらず、男性は年上の女性をヌナと呼びます)
年上の女性に初めての恋をしたものの、どうしていいかわからない初心な気持ちを歌った曲です。そんな罪作りな曲を10代の多感な男子たちに歌わせないでほしい。ヌナのライフが保たない。

LUNA – ONEUS

日本だとワンアスとかウォノスとかいろんな呼び方されるけど、どれが主流なのか未だにわからないワナス。
これまで時々取り入れてきた韓国の伝統音楽とONEUSのカラーがうまく融合した美しい曲です。
この曲で初めて音楽番組で1位をとったとき、「僕たちはトロフィーには縁がないグループだけど、自分たちの音楽を全力でやろうと決めてここまでやってきた」と涙ながらに語ったファヌンにわたしも涙。そういうのに弱いチョロオタ。

The Real – ATEEZ

すみません、ここからちょっと語りますよ。

2021年、わたしの推し活でいちばん大きな出来事のひとつがATEEZのキングダム出演でした。
デビュー年も事務所も違うボーイズグループが6組集まり競演するこの番組で最年少グループとして登場したのがATEEZ。
韓国国内での知名度も他グルに比べると低く、カムバの時期とも重なっていてどう考えても激ヤバスケジュールで始まるまではハラハラしていたのですが、毎回独自の世界観と力加減を知らない強烈なパフォーマンスで圧倒的な存在感を残しました。(例:タコ殺し)
その最終ステージで披露したのがこの曲。
最終順位がかかったパフォーマンスにもかかわらず「謙虚さと思いやりを忘れずに自分の信念を曲げないやつがいちばんかっこいいんだよ」と他のグループを巻き込んでステージ上で祭りを繰り広げ、すべての競演者を労う演出で終わるというHumble&Kindness精神に国内外の視聴者が拍手喝采しました。(最終的に3位に食い込む健闘ぶり)

パフォーマンス披露から半年後、12月の音源リリースと同時に公開されたMV。
キングダムには参加できなかったけど、活動休止から復帰したミンギが嵐を呼ぶ転校生みたいな立ち位置で活躍してるのが最高です。
最後のフリースタイルは披露するステージごとに担当メンバーが変わるのでそれも楽しい。
あと雰囲気がめちゃくちゃザワだったのでハイローのオタクにすぐ連絡した。
まさかの年内三度のカムバ、追いかけるだけで精一杯だったけど最高の締め括りをありがとうの気持ちでいっぱいです。

ちなみにキングダムを通じて司会の東方神起チャンミンや他グルの子たちとの友情も生まれ、この頃から日本のファンも激増し、番組自体には感謝の気持ちでいっぱいではありますが、いろんなことがありすぎたのでもう二度とサバイバル番組はやらんでくれ頼む。

番外編:Love poem – Mayfly

懲りずにキングダムの話していいですか…(いいよ~!)
グループ横断のチーム戦で披露した、BTOBウングァン、Stray Kidsスンミン、ATEEZジョンホによるIUのLove poemのカバーステージ。
3人のハッとするほどの歌唱力はもちろん、ハーモニーでこんなに心を動かされることがあるのか…という美しさ。
放送当時はIU本人がインスタのストーリーでスクショとともに大絶賛して話題になりました。

もう伝説になるくらい素晴らしいステージなのでとにかく聴いてください。(説明放棄)

終わりに

今回も紹介した曲をまとめたプレイリストを貼っておきます。

番外編で紹介したバージョンは配信されてなかったので、独断と偏見で2021年いちばん感謝したいグループことBTOBの曲を入れました。

いやもう2年目にして早くも絞りきれなくなっています。
12月頭にリストを作り始めたのに結局1ヶ月ずっと悩み続けてしまった…。
あと昨年以上に贔屓目の差が出ました。聴き続けていたら趣向は偏ってくるんだな…と我ながら興味深かったです。

既に1月のカムバも発表され始めているので、来年もたくさんのお気に入り曲に出会えたらいいなと思います。
そして来年こそは渡韓ができる!できるようになる!!!!(現実を引き寄せるスタイル)

今回も紹介した曲&記事の感想やおすすめ曲情報はTwitterマシュマロなどでお寄せいただけると嬉しいです。

それではみなさまよいお年を!

 - 感想