ちんぶろ

好きな人や物が多すぎる女子の活動記録、雑感、あれやこれやをちぎっては投げちぎっては投げ

キスマイコンサートツアー2014に行ってきた

   

会社の先輩にお誘いいただいて、生まれて初めてアイドルのコンサートに行く機会に恵まれた。

思えばわたしのジャニーズ熱は15年くらい前、中学生の頃にピークを迎えたっきり緩やかに下降。
オタクカルチャーへ傾倒しつつあった高校時代と大量消費社会とヒットチャートへのアンチテーゼ(らしきもの)に侵食されつつあった大学時代を経た挙句、ここ数年はテレビのない生活をしていた所為もあって、近年のアイドル事情にもついていけてなかった。

しかしここ最近は諸々の思考回路が一巡した結果、これだけ多くのひとたちに受け入れられるヒットチャートのカルチャーというのはその実どんなものなのだろうとか、なにごとも観聴きしないで善し悪しを判断するのは説得力に欠けるのではないかとか、まあそういうことを考え始めたり始めてなかったりしていることもあり、
というかとりあえずなにも考えずにキラキラしたイケメンオーラに身を委ねたいという願望によって、今回の参戦と相成ったわけです。

ということで、開場時間が開演の2時間前だったりとか、ドームに隣接しているホークスタウンが若い女子たちで埋め尽くされていたりとか、いろいろと衝撃的な出来事に戸惑いつつも、キスマイことKis-My-Ft2のコンサート。

実は当日までメンバーの人数も顔も名前も知らず、曲すら聴いたことがないというステータスで臨んだわたくしですが、

ファンにバレたら殴られそうな好位置での鑑賞…!

こんなにお金のかかったコンサートを観るという機会にほとんど遭遇したことがないので、宙に吊られたり火花が散ったり花火が上がったりするたびに
「大丈夫!?あのひとたち大丈夫!?」
と大焦りしながらも、ライブ中はキャッキャ飛び跳ね、終わったときにはメンバー7人の顔と名前をしっかり覚えているという堪能っぷりでした。

ローラースケート(まさかの、ですよ、ローラーブレードでもないんですよ、光GENJIか!キュン!)で花道を走り回るたび、辿々しいMCにハラハラしつつじゃれあうメンバーたちの振舞いを見るたび、アクロバティックなダンスと胸キュンソングにときめくたび、
ああ、十代の頃の恋ってこんな感じだったかもしれない・・・!
と泣きそうな気持ちで胸がいっぱいに。

あの頃のように、ただ単にイケメン!やさしい!かっこいい!というだけで恋をすることが難しいアラサーのわたしたちが、そういう甘酸っぱい気持ちで恋に落ちることが許される存在、それがジャニーズアイドルなんじゃないかなあ。
(そして十代の女の子たちにとってはもちろん、等身大・リアルタイムの甘酸っぱい存在として君臨しているのだと思う)

なにはともあれ本当に楽しかった!
これをきっかけに、キスマイのことはこれからきっと応援し続けるだろうと思います。

あと完全に余談なのですが、コンサートを観ながら同い年であり(童顔すぎて驚愕する)リーダー的存在としてがんばっているみっくんこと北山宏光くんを推そうと心に決めていたにもかかわらず、他の追随を許さないグループNo.1クールビューティーだけど芸の幅に不安の残る(個人の感想)たいぴーこと藤ヶ谷太輔くんの今後を心配するあまり、気づいたらたいぴーのことばかり考えていて、なんかもう…アレですね…だめんずに引っかかる…アレ…(バタリ

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