ちんぶろ

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天命反転住宅で、あの人に会った

   

東大の池上高志先生と廣瀬通孝先生の対談を聞きに行ってきました。
anotalk#1 池上高志×廣瀬通孝
池上先生は現在YCAMで行われている「MTM [Mind Time Machine]」の作者、
廣瀬先生は羽田空港でのパブリックアートプロジェクト「空気の港」を手がけた方。
肝心の対談の内容は、理工学の知識がないと正直辛い部分もあったけれど、
時間と空間、リアルタイムウェブ、アートへの言及もあって非常に興味深かった。
きちんとしたムービーが後日アップされるそうなので、興味のある方は是非。
さて、今回の会場は三鷹天命反転住宅
わたしにとってはちょうど一年位前にぱるぴこから教えてもらったのが、知るきっかけだったはず。

 三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller は、芸術家/建築家の荒川修作+マドリン・ギンズによる、世界で最初に完成した「死なないための住宅」です。
この全部で9戸の集合住宅は、内外装に14色の鮮やかな色が施され、一部屋一部屋の色の組合せが全く異なることから、「極彩色の死なない家」(瀬戸内寂聴氏)として、東京西郊外の三鷹市のランドマーク的存在にもなっています。


かなりエキセントリックな外観。
周りは住宅やら遊興施設やらが点在する典型的な郊外なので、この非現実感はちょっとびびる。
(住民ともめたりしなかったのかな…あとで調べてみよう)
以下、写真ばかりなので畳みます。




配色がすっごい。
今回の会場になったのは「気配コーディネーティングの部屋」。
室内はこんな感じ。



キッチンが中央に。


配色がとにかく鮮やか。素敵!

トイレはシャワーブースの奥にあるのだけれど、扉がないので出入り自由w
本当は賃貸物件なのだけれど、ショートステイもできるようなので、
機会があれば是非泊まってみたい。参加者募集。
バスを乗り継いで帰宅。
なかなか貴重な体験ができました。

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